正直、オリンピックが始まるまで本当に始まるの?と思ってた。新型コロナウィルスのせいでネットやニュースで毎日のようにオリンピック叩きがひどかったから。
ツイートやニュースを見てるだけなのに疲弊してしまうそんな毎日だったから。
オリンピック、やっても成功しないんじゃないかと思ってた。
でもそんな杞憂は僕の中であっけなく覆った。
各国入場してくる国のフリップが漫画の吹き出し帳、そして入場曲が日本のゲームBGM。
なんとも日本らしい演出曲の中でクロノトリガーが流れたのだ。
つぶろ
感動しないわけない
トレンドは”ゲーム音楽”で埋め尽くされて海外ツイートも興奮気味だった。
アンチオリンピックのニュースなど「そんなんあったっけ?でもそんなの関係ねぇ」ってくらいに皆笑顔になってたと思う。 そんな様子に僕は目が潤んでしまった。
この気持ちを吐き出したいのでクロノトリガーの思い出と一緒に熱い思いを語りたいと思う。
ここから先はクロノトリガーのストーリーを追いかけながら思い出を深堀りします。オリンピック開会式についての想いは一番下で再び語ってます。
【もくじ】
- 1 クロノトリガーとの出会いは小学生
- 2 クロノトリガーを思い出とともに振り返る
- 2.1 マールの出会いと救出
- 2.2 王政裁判
- 2.3 荒廃した未来とラヴォスとの出会い
- 2.4 魔法を覚え、魔王の存在を知る
- 2.5 カエルとの再会
- 2.6 エイラとの出会い。ドリストーン。
- 2.7 たたかえ!グランドリオン!
- 2.8 だいちのおきて
- 2.9 サラとジャキ
- 2.10 再び未来へ、ペンダント活躍
- 2.11 再びシルバードで古代へ
- 2.12 クロノの死
- 2.13 魔王が仲間に
- 2.14 クロノ復活「なかったことにしてはいけない」
- 2.15 イベントこなし
- 2.16 みどりのゆめイベント
- 2.17 「勇者の強さは意志の強ささ!」
- 2.18 「ワシが負けたら魔族の未来はどうなる?」
- 2.19 プロメテスの過去
- 2.20 太陽石
- 2.21 虹の貝殻とマールの確執
- 2.22 黒の夢
- 2.23 ラヴォスとの最終決戦
- 2.24 エンディング
- 3 オリンピック開会式に曲が採用されたときのこと
- 4 ロボのテーマは僕の人生のテーマソング
クロノトリガーとの出会いは小学生
クロノトリガーの発売日は1995年3月11日(今調べた)。今から24年前である。当時、僕は周りの友達とはワンテンポ遅くスーファミを手に入れたばかりでやっていたゲームと言えばマリオだとかボンバーマンであった。
もちろん、RPGなんてやったこともなかった。
ある日、友達の家に遊びに行くとお兄ちゃんであるヨシアキくんがゲームをしていた。
それが僕が長い人生を虜にした”クロノトリガーとの最初の出会い”でした。
ヨシアキくんがやってたシーンは今でも覚えてる。「決戦!魔王城!」だ。確かパーティはクロノ、カエル、ルッカだったと思う。
画面上で繰り広げられるサンダガ、ウォータガ、ヒール、ファイガがとてもキレイだったのを覚えてる。
特にヒール。カエルがマントをパタパタさせながら仲間を回復させてる姿がよかった。
(というかこの時点でサンダガ、ウォータが覚えてるなんてめっちゃ慎重にヨシアキくん進んでたんだな・・・)
別の友だち経由でクロノトリガーをプレイできることになった。
そこにあるゲーム達もうやってないからなんでも借りてもいいよ
そんな勢いだったかな友達の家でゲームカセット漁ってたらそう言われた。
その中にあったのだ。クロノトリガーのジャケット。
思わず手にとったね。
あぁ、これがあの時ヨシアキくんがやってたやつだって。
その時初めて「クロノトリガー」というタイトルを知ったかも。
でもなぜかクロノ、ルッカ、マール、カエルの名前は覚えていた(ロボ・エイラはごめんなさい)。
つぶろ
ここから僕のクロノトリガー人生が始まった
クロノトリガーを思い出とともに振り返る
周りの友達より大分遅れて購入したスーファミにふーふーしたカセットを差し込みクロノトリガーを開始する。セーブデータは3つしか保存できない。
3つあるうちの2つは既に友達の最強データがあったため僕はそれを選ばずニューゲームを選択した。
すぐにクロノの名前を変更する画面が出るがそのまま始める。
マールの出会いと救出
リーネの鐘と共にかもめの声が鳴り響きお祭りの空砲が鳴り響き画面からクロノトリガーの物語が始まる。「クロノ・・・クロノ・・・・・クロノったら!!」
ガルディア王国1000年祭が繰り広げられてるリーネの鐘の広場でマールと出会い祭りを楽しむ。
この時はまだRPGという勝手がわからずわざわざ町に戻ったり森に行って敵と戦ったりゴンザレスと戦って負けたりもしていた。
ルッカの転送実験のマール消失イベントで
つぶろ
こうやって物語が始まったんだ
とそれだけでワクワクしたものだ。
マールを追って中世に飛び立つクロノ。
旧ガルディア王国でマール存在消失、ルッカと合流して事の真相を知る。
なんとかリーネ王女を助けるべく教会に行くのだがディアンヌイベントで何度も死んだ。
つぶろ
強すぎ
レベルアップという概念や連携技を知らず火炎車輪をちゃんと使えなかった。
無事に倒した所で暗所したルッカにディアンヌ不意打ち→カエル登場きたーー!!!
ここでヨシアキくんがやってた魔王決戦にいたカエルキターってなったね。
そしてまだグレンという本名を知らないため「カエル」で名前を進めてしまう。
無事にギミックを切り抜け、ヤクラをエックス切りを使いまくって倒した。
ガルディア城に行くとマール復活。あの素敵なオルゴールの音楽がとても心地よかった。
そしてゲートホルダーで無事現代に帰還。
王政裁判
無事に現代戻ったクロノはマール誘拐犯としてガルディア王国に逮捕。ヤクラ事件きっかけで導入された裁判員裁判で無罪となる。
(ただし1000年祭で横着してると目撃談から有罪になる笑)
しかし無罪となっても王の遣いのせいで3日後に死刑宣告となる。
独房に入れられるが脱走orルッカの助けで脱出。
ドラゴン戦車に何回も負けた。
(レベル上げや装備の概念を知らなかったため初期装備&レベル不足で死にまくっていた。
火炎車輪でなんでダメージ0なん??って感じ)
ミドルポーションだけが頼りでゴリ押し&運で勝てる。
ヒーリング系の技がなかったため辛かった。
荒廃した未来とラヴォスとの出会い
マールも連れてふと現れたゲートに飛び乗る3人。行き着いた先は廃れた未来。
この未来の様子はヨシアキくんが載っていたシルバードで見たことがあったので
つぶろ
あ、ここはあのときの!
となった覚えがある。
廃墟を抜けた先でガードマシンと戦う場所に行くまでが道順がわからず廃墟を行ったり来たりしてた。
ガードマシンの倒し方は特殊だったな。
倒した先でラヴォスというこんな未来にした敵の存在を知る。
ゲートを利用して「ラヴォス」を生まれる前に倒すという誓いを建てる3人。
ここで流れるクロノのテーマが最高にかっこよくて集落に戻るまでの敵全部倒してたからね。
「元気」という言葉を知らない老人。
彼もまたガルディア王国の子孫だったんだね。
バイクレースをしてロボと出会う3人。
ルッカの懸命な助けによりロボは復活。
このときに流れた音楽が「ロボのテーマ」。
オリンピック開会式で流れた曲だ。
ゲートを開けるために必要な電源が別の工場にあるためロボを入れたパーティで向かう。
そこでロボが仲間に滅多打ちになり瀕死に。
これだけで割と泣ける。
無事に電源が入りルッカの再修理によりロボも復活。
そしてゲートへ飛び込むと時の最果てへ。
魔法を覚え、魔王の存在を知る
ここで初めて老人とと出会う。スペッキオから謎に時計回り部屋を3周して魔法を得る。
こうやってヨシアキくんは魔法を習得したんだとときめいた。
ただし、サンダー、アイス、ファイヤと単体攻撃しかなくて物足りなかった。
その後は現代へ戻り魔物村を介して戻ろうとするがそこで魔王の存在を知る。
ルッカたちは魔王がラヴォスを呼び出したのだと推測(実は魔王よりはるか昔から潜んでた)
カエルとの再会
所見では壊れていた橋が復活してガイコツとの対決がある。同期同士のコック長と騎士の葛藤が描かれる食料調達ミッション。
人間味があって好きだったな。
ハイパーほしにく、5日実物を食べてみたい。
タータと出会い、デナドロ山を攻略。
山はきれいだね→しつこいなぁ→パワーカプセル。
オウガンハンマーがルッカの火技で焼け落ちるのは面倒くさかった笑
グランとリオンの戦いは激熱だったなぁ。
弱いと見せかけて「勇気のグランと知恵のリオン」でヒュージョン(じゃなくてコンフュージョン)。
語呂が良好きで今でも覚えてる。
ムキムキの「グランとリオン」は重量感あって好き。
折れたグランドリオンの持ちて部分を手に入れ、カエルの家へと向かい久々にカエルきたーーーー!!
勇者のバッジを見せて移動させ、グランドリオンの折れた剣の部分を手に入れる。
思ったけど、いくらカエルになったといっても元は人間なんだからそんな魔物が住む所に住むの嫌じゃない?
けど、本人はカエルの姿になったから相当な差別を街人たちから受けたのかなぁ。。
受け入れてくれなかったからあんなところに住んでるんだもんね。
グランドリオンの材料は揃った。
ボッシュの家に行くもドリストーンが足りないらしい。
よって原始へと向かう。
この辺の流れはミッション感があって好き。
最近のゲームだとクエスト名「古の剣の願い」とか「赤い石は原始に?」とかって感じで名前がつくのかな。
ただ、セーブ画面に名前がつくからそれがある意味クエスト名なんだろうな。
エイラとの出会い。ドリストーン。
原始へ到着すると恐竜人とのイベント発生→エイラと出会う。宴会が開かれてお酒連打イベント発生するがクロノって成人してる?って日本じゃあるまいしなんでもありか!
あとこの時ほかのキャラも自由に動き始めて楽しんでるの可愛くて好き。
ドリストーンもここで無事にゲット。
二日酔いで目覚めるとゲートホルダー消失イベント。
キーノが嫉妬して盗み、そのままアザーラに渡した感じ?
こんなスーファミのソフトなのに色恋沙汰を取り入れてくる感じも好き。
そして恐竜人を足跡を元に追うんだけど足跡とっちらかり過ぎじゃない?
まっすぐ秘密基地に戻ればいいのに笑
初回プレイだと原始の材料集めて武器作成とかしてたなぁ。
雨になるとヌゥが4箇所のどこかに出現するから倒しまくってワザポイント稼ぎまくり。
ヌゥの頭突きが痛そうできついよね。
ニズベール、サンダーで感電させるの好き。
ただしその後の放電が痛いので注意。
無事にゲートホルダーを取り戻したらエイラとお別れ。
この時はまた再会するなんて思わなかったなぁ。
たたかえ!グランドリオン!
ボッシュの家に行きおもむろにドリストーンを差し出す。ここでの生成シーンが大好き。
基本的に何もせずじっとしてるだけで出来上がるがその時パーティに入れてるキャラがボッシュの助手となりグランドリオンを修復する。
本棚を見たり、コーヒーカップを机の上に出したりちょことちょこ動くのが可愛いよね。
そして光りに包まれて暗転→神々しいグランドリオンが完成。
ボッシュもドリストーンの入手法を詳しくは聞かなかったところも好き。
多分、”察し”たんだろうな。
”クロノ達が時をかける者”と認識したんだろう。
中世へ行きカエルにグランドリオンを差し出すとサイラスとの思い出が始まる。
グレンの頃の思い出だ。
アツい男同士の青春って感じで好きだわ。
一晩寝て再び魔王に挑むことを決めたカエル。
山へ行き再びサイラスとの思い出回想シーン。
そして、”カエルのテーマ”と共にグランドリオンが光り輝き崖を一太刀。
崖はその一発で分かれて魔王城への洞窟が開く。
魔王城を前にしたクロノ達。
目の前にはイカニモって感じの風貌の魔王城。
こんな堂々としてたら今の時代グーグルマップで一撃だろうな・・・笑
魔王城内の雰囲気は気持ち悪かったね。
なぜかクロノ達の家族がいたりで結局ガイコツたちになるから・・・
ソイソー&マヨネー&ビネガーという調味料3人組を交わしながら魔王決戦。
つぶろ
これがヨシアキくんたちがプレイしてたところだったんだ・・・激アツ・・・
と思いながら魔王決戦。
しかし魔王はラヴォスを呼び出したに過ぎないということを知る。
そのまま謎のゲートが開き原始へと飛ばされるクロノ達。
だいちのおきて
飛ばされた先、原始でエイラに助けてもらい休養を取るクロノ達。2度寝をするとクロノ意外2人の位置が入れ替わってるのは毎度笑えた。
目覚めるとエイラのせいで村が恐竜人に襲撃されたことがわかる。
「おまえたち生きてない。死んでないだけ」
エイラのこの言葉が・・・重かった・・・
エイラはアザーラ(恐竜人の頭首)との最後の決戦を挑むことに。
クロノ達も参戦してプテランに乗り込みティラン城へ向かう。
キーノや村人を救出して城のギミックをくぐり抜ける。
原始版魔王城って感じですね。
ここでやっとはやぶさ斬りを覚えたクロノ&エイラが大活躍。
レベル上げや技ポイント稼ぎをしまくった。
エイラの戦闘力すげぇ。。
ボス前のニズベールRは憎めないやつだよね。
なんだか好き。
アザーラとブラックティラノとの最終決戦。
勝ったあと、なぜかエイラが情けをかけてアザーラを救おうとするがアザーラは拒絶。
”だいちのおきて”を象徴するシーンも泣けた。
「だいちのおきて」とはいわゆる”弱肉強食”。
原始の時代は強いものが勝つ。
シンプルにそれだけの世界なんですね。
サラとジャキ
これをきっかけにラヴォスは地球に寄生。ラヴォスの語源は「”ラ”は火」「”ヴォス”は大きい」という意味から来ている。
氷河期に突入して古代へのゲートが開く。
地上と空の2つで格差が生まれた社会。
ここでサラとその弟ジャキ(魔王)が登場。
きれいな映像と音楽に惚れ惚れするステージだった。
ペンダントを魔神器にかざしてアップデートしたら不思議な扉を開けるようになる。
だが女王ジールによりねじ伏せられた。
こっそり助け出したサラがなげきの山に幽閉されたボッシュを助け出してほしいと願い入れるが、現れた預言者から原始へ返されサラの力でゲートは封印。
預言者は魔王だ。
自分が小さなジャキである頃の姿をどういうふうに眺めてたんだろうね。
もう一度サラとジャキとして話したかったんじゃないかな。
再び未来へ、ペンダント活躍
「あの紋章の扉、どっかでみたことない?」という言葉とともに未来の映像が思い出される。これにて再び未来への行くルートができた。
「何かの封印によって閉ざされてるようだ」と効果音が好きだった。
時の最果てを経由して下水道を通りガッシュのもとへ向かう。
ペンダントの封印を解いていくとガッシュのカケラが・・・
「精神が死を迎える前に」「完成する頃には寿命を感じてる」などの本人の独白によるメッセージが今読むと精神的に辛い。
当時プレイしてる時はどうも思わなかったのに。
ゲート無しで時代を行き来できるシルバードを手に入れて再び古代へ。
ゲートという縛りがあった中、ジルバードの登場。
かなり快適だった。
ただ、ヨシアキくんはシルバードで行き来してたような思い出があるんだけどな・・・と思ってた。
翼のないジルバードは微妙。
再びシルバードで古代へ
なげきの山へ上りボッシュを救出。自分はなげきの山で技ポイントを大量獲得してサンダガを覚えた。
ギガガイアの攻撃が掃除機みたいだなぁって思ってたなぁ。
ボッシュからしたらクロノ達は初見。
小学校の頃はあれ?ここにもボッシュいる。なんで?って感じでしたね。
強くてニューゲームで理解したけど。
サラの助けで海底神殿をなんとかしようとするもダルトンが邪魔を。
ボッシュからドリストーンで作られたあかきナイフを受け取る。
このナイフ、名前からしてすげー強そうだったなぁ。
実際に魔神器の力を鎮めるのに使うから相当なんだろうな。
再び天空へ行き、見張り番のダルトンのおならぷーをくらい海底神殿へ。
一気に物語が進み始めた雰囲気。
海底神殿のBGMは結構好きだった。
個人的にはこの辺の敵の感じとか面倒くさくて苦手。
そしてジールたちを発見。
ラヴォスが呼び出されて戦うも所見だと死にイベント。
サラ、正体を表した魔王もやられ、クロノが命を差し出して抜け出した。
古代文明はラヴォスの針で壊滅。
クロノの死
生き残った集落にダルトン襲撃、飛行機イベントである。クロノなしで初めてのイベントで装備なしの状態から始めるのが絶望感もありながらワクワク感を募らせてくれた。
ヘリの中は迷路になっており装備を探しながら進む。
個人的には通気孔を這いずり回りながら進むのは楽しかったな。
エイラは武器なしの拳で戦うため装備なくてもなんとか戦えるのが面白かった。
憎めないダルトンとのボス対決。
よくあんな鉄球をシルバードに落として大丈夫だよな・・・と思いつつ。
最後異次元に飛ばされたダルトンの行方が気になるばかり。
DS版ではダルトンが出てきてましたね。
そして、棚からぼたもちというかジルバードを翼付きに改造してくれたおかげでここから自由に動き回れるようになった。
これがきっかけで動くのね。
魔王が仲間に
北の岬には魔王がいた。クロノが死んだあとジャキを含む賢者たちがあらゆる時代へと飛ばされた。
時の最果ては誰も居なくて精神崩壊しそうだ。。。
結局、魔王と戦わないことを選択すると仲間になる。
「今ここで戦ってもクロノは戻ってこない。サイラスも」
というカエル(グレン)の言葉は胸に刺さる。
目の前にあの魔王がいるのに戦わない選択を選んだことはとてもきつかったはず。
ちなみに一度ここで魔王の名前を変えようとすると漢字変換ができなくなるため詰むw
まさかの魔王が仲間になるという激アツイベントでした。
クロノ復活「なかったことにしてはいけない」
黒の夢が出現した。歴史が変わろうとしている。
シルバードで時の最果てに行くとハッシュがクロノの死を察する。
そしてタイトル回収の「クロノトリガー-時の卵-」。
「うまくいくとは限らない。結果のために行動するわけじゃない。行動するから結果がついてくる。」
この言葉、とても勇気をもらえた。
「クロノトリガーを手に入れた!」
アツい。この時の卵の孵し方を聞くために未来のガッシュへ聞きに行く。
ヌゥ(ガッシュバージョン)が待っててくれた。
まさかのドッペル必須イベント。
一度現代へ戻りゴンザレス倒しまくり→ミニゲーム→クロノのドッペル入手。
お母さんが「クロノは元気?」と聞いてくる時は胸が詰まったな。
そしてガッシュから「死の山」へ向かえと言われ死の山へ。
死の山の吹雪が辛くて何度滑って入り口に戻されたことか。
プチラヴォスを倒しながら進むけど結構見た目が気持ち悪かったね。
死の山の頂上でクロノトリガー発動。
クロノ救出成功。
まさか時間遡行で助けるとはまるでシュタインズゲートみたいだ。
ドッペルと入れ替えることで当時の人物にはクロノが死んだと誤解させてクロノが生き返るための行動を取り始める。
「なかったことにしてはいけない。起きた出来事はそのままに結果だけを変えろ」
というそのままの感じになってる。
パーティ次第で復活後のセリフが様々だ。
ルッカやマールはクロノを抱きしめるし男のメンツ(カエルorロボ)だと割とあっさりしてる。
男ってそんなもんだよねって感じ。
イベントこなし
ここから先はもうレベル的にもストーリー的にもラヴォスに特攻していってもよいがサブイベントが残ってる。この辺をこなすと各キャラの最強武器やストーリーの深堀りができるので強くてニューゲームをこなすたびにクリアしていた。
もう全部オススメです。
みどりのゆめイベント
砂漠イベントではフィオナが荒れ果てた大地に困っていた。これは古代文明崩壊後の集落で生き残った植物の芽を保存するを選択することで発生するイベント。
砂漠にぽつんとあるボスを倒せばロボが荒れ果てた大地を復活させることを約束。
パーティから離脱するがシルバードで現代へひとっ飛び。
砂漠は森と化した。
教会にはぼろぼろになったロボが。
「貴方達にとっては一瞬だったと思います」の一言が胸を打つ。
400年は恐ろしく長い。
そして復活した森でロボを讃えながら全員で一晩を過ごす。
ゲートの存在について語る。
そして寝静まった真夜中にふと目を覚ましたルッカが謎のゲートを発見して一人飛び込む。
飛んだ先はルッカの少女時代。
タバンの装置に挟まれたララの救出イベント。
これは初見では何もできなかった。
コントローラでLALAと打つのが正解。
小学校時代はローマ字も習ってなかった時代なので意味不明。
習ったとしてもRARAと打ってだめだったと思う。
これはどうやって知ったんだろう。
ネットもなかった時代なので覚えていないが恐らく攻略本を買ったんじゃないかな。
救出成功すると無事にララは歩けるようになる。
ただ、そのララはルッカの知ってるララではないはず。
未来が変わって別の世界線になってないのかな?
当時、子供ながら思ってた。
少なくともルッカはその年になるまで歩けないララと人生を共にしてきてる。
そこに歩けるようになったララは歩くことができなかった別の世界の自分を知らない。
それでルッカは満足するのかな?って思っちゃった。
「勇者の強さは意志の強ささ!」
現代及び中世には「北の廃墟」がある。ここはシルバードを手にしたあとではないと行くことができない。
カエルのイベントであるが実は決戦!魔王城!以降、グランドリオンが輝くステージはなかった。
インフレが進んだんですね。
鳶職の兄ちゃんたちに床を修復してもらいながら行き来する。
奥にはサイラスの墓があった。ここにカエル(グレン)を連れて行くと本当の意味でのグランドリオン覚醒イベントとなる。
切ないイベントではある。
死んだものは帰ってこない。
ただその悲しさをバネにしてよりグレンは本当の意味で強くなった。
カエルのテーマこれにて完結である。
「ワシが負けたら魔族の未来はどうなる?」
魔王の下僕3人組。ビネガー、ソイソー、マヨネーはビネガーの館に潜んでた。
これもシルバードでしか行くことができない。
魔王を入れていくと煽られるのが面白い。
特に難しいことはしないが3人相手のボス戦いろじがけをするとビネガーのパンツ、マヨネーのブラ、ソイソーとう2を手に入れることができるのは有名。
途中の隠し通路で魔王の最強武器”ぜつぼうのかま”入手可能。
ビネガーも魔族の未来のためを想って行動してたんだけどね。。
プロメテスの過去
未来のある島では「ジェノサイドーム」という工場がある。こちらはロボ(プロメテウス)のイベントだ。
人が工場のラインに流されて命だけの存在になってたのは心が痛かった。
ロボの恋人的存在であるアトロポスが登場。
しかし、マザーに改造されて人間への忠誠心を失っている。
元味方との戦いは辛いね。
アトロポスのリボンを使ってプロメテスのステータスがアップした。
すぐ先でマザープレーンと対決。
最強武器であるテラパワーアームを手に入れる。
太陽石
こちらも同じく未来にある太陽神殿へ入ることで即ボス戦である。サン・オブ・サン。
目玉の周りの炎を攻撃してあたりならボスへのダメージ。
ハズレなら攻撃といったロシアンルーレット手法。
魔王のブラックホールで炎の数を減らして確率をアップさせることも可能。
倒したあとは「暗黒石」を入手。
未来から原始に戻り太陽の当たる場所に暗黒石を設置。
ジルバードでひとっ飛びして数千年レベルで太陽エネルギーを当て続けて「太陽石」に変化させる。
現代で盗難イベント発生。明らかに盗んだ場所が光ってる。
ハイパーほしにくがここでも効果を発する。中世で恩を売って現代で返してもらう感じ。
無事に太陽石の完成だ。
ルッカの最強武器が手に入る。ストーリー的には何も進まないがサン・オブ・サンという戦い方や暗黒石→太陽石にという時間をかけて手に入れる行動も好きだった。
虹の貝殻とマールの確執
マールのイベントである。ティラン城が中世に復活しルスティティラノを倒すことで虹色の貝殻を発見。
ガルディア王国の応援を得て運び出す。
現代に行きガルディア城に入るが虹色の貝殻を独占したとして裁判にかけられる王(マールの父)。
最初のイベントで父との確執のあったマールであるがここで父を助けるべく動く。
城の奥で虹色の貝殻を発見したマールは有罪となった王の目の前に現れて虹色の貝殻の存在を証明する。
つぶろ
名シーン。マールが裁判所の上からステンドグラスを打ち破って登場するシーン。激アツイベント
ヤクラ13世を倒したあとは虹色の貝殻でクロノ最強武器「にじ」を入手。
ボッシュよく頑張った。
黒の夢
黒の夢にシルバードで乗り込むとイベント発生。特に難しいことはなく女王ジールを倒せば終了である。
「ハレーション~HPを1にする~」が地味に怖くてラストエリクサーやラピスを遣いまくった。
黒の夢は現代、中世、古代と3時代で挑むことが可能。
先に古代を攻略するとそれ以降の時代では出現しなくなるので注意。
いくら女王ジールといえど時を超える力は身につけていないようだった。
ラヴォスとの最終決戦
ラヴォスへのアクセス方法は様々な方法だが外側から挑むのが好きだったな。歴代ボスを模したラヴォスとの戦いは色々思い出せて楽しかったし。第2形態のラヴォスは攻撃力強すぎ。そしてラヴォスコアは騙し多し。無事に倒すことで物語は終了する。
エンディング
クロノトリガーで好きな場面。夜の千年祭カーニバルだ。
楽しい音楽とともにラヴォスのことなど何も知らないみんなとパレードを楽しむ。
クロノトリガーのラストにうってつけだ。
最後は始まりの場所となった転送装置でみんなとのお別れ。
永遠のお別れとなる。エイラはガルディア王国の祖先であったことがわかる。魔王は無言でサラを探しに行く。カエルは 「別れに多くの言葉はいらないさ」 ほんとめちゃくちゃかっこいいわ。
特にロボはラヴォスを倒したあとの世界では生まれないと落ち込むルッカを慰めた上に泣く。
性格には 「オイルでアイセンサーがかすんで・・・」 という表現だ。
でも僕の中では彼は泣いてた。
最後にクロノ家の猫がゲートに入るのを追いかけて母親も取り込まれてしまう。
結局、壊そうと思ってたシルバードを元に再び冒険へ出ることになりエンドロールだ。
つぶろ
俺たちの戦いはこれからだ!
オリンピック開会式に曲が採用されたときのこと
あれから数十年。定期的にクロノトリガーをプレイしてるし動画が発達した今じゃ他人のプレイ動画を見て過去の思い出に浸っていた。
DS版での復活もあったしなんならスマホ版のクロノトリガーもでていつでもプレイできる。
時代は変わった。
そして令和3年の7月。
まさかの出来事がオリンピック開会式での曲採用であった。
僕自身、スポーツにさほど興味はなくオリンピックがどれほど騒ごうがあまり気にしては居なかった。
コロナによる緊急事態宣言下でアンチオリンピックの声が大きく上がる中、
つぶろ
無事に開会されるのかな~
くらいにしか思ってなかった。
トレンドに「ゲーム音楽」
開会式が始まってしばらくしたあとにツイッターに「ゲーム音楽」がトレンド入りしてた。どうやら入場曲にゲーム音楽が使われているそうだ。
流れてる曲一覧はFFやドラクエ。
つぶろ
クロノトリガーの曲とか、流れないよな~
とか少し思ったくらいであった。
まさかの採用
またまたしばらくしたらTwitterに「クロノトリガー」が入っててつぶろ
まじか・・・!
と。まじでクロノトリガーの曲が流れたのだ!!
体中の毛が逆だって鳥肌がたった。
「クロノトリガー オリンピック Video」で検索し動画ツイートを見ることができた。
つぶろ
まじかよ・・・日本・・・・やるじゃん!!!!
まさかクロノトリガーをオリンピックで聞けるとは思わなかったじゃん!?
つぶろ
しかも「カエルのテーマ」!
一瞬で決戦!魔王城の崖のシーンが思い出された。
色んな人の想いをグランドリオンに載せて挑む姿。
そして20年近く前のBGMがまさに時を超えてオリンピックで聞けるなんて。。。
ロボのテーマは僕の人生のテーマソング
しかもクロノトリガーからの採用は1曲だけでなかった。プロメテスの曲「ロボのテーマ」も採用されたのだ。
希望を持てる曲。
ロボ自身が廃墟の未来で生まれたのに前を向いてこんな素敵な音楽を奏でてる。
そんなロボの姿が思い浮かぶんだ。
コロナで1年延期した世界。
延期した今でもまだ先は見えず暗い思いばかりするかもしれない。
けど、やってみなきゃわからない。
結果のために行動するんじゃなくて行動するから結果がついてくる。
ハッシュの言葉だ。
オリンピックにも当てはまるし僕ら人生にも当てはまる。
これからどんな未来が待ち受けているかわからないけど、ハッピーな気持ちで行こうぜ。
という気持ちは変わらず持ち続けていこうと思った開会式だった。