8年以上務めた会社をやめ、1年間ニート後に再就職を決めた僕。
その間には会社員時代には考えもしなかったお金の問題に数多く直面。
お金の問題の一つ「分散しすぎた銀行口座」について再就職した際に断舎離することにしました。
今回は僕が行った「銀行口座の断捨離」についてまとめたいと思います。
【もくじ】
僕が持っていたネット銀行口座たち
僕がかつて持っていたネット銀行口座はこちらです。
過去に持っていたネット銀行口座
- 楽天銀行(初めて開設したネット銀行)
- セブン銀行(定期預金の利息が高い)
- ジャパンネット銀行(Yahoo!関連サービスの推奨口座)
- 三井住友銀行(前の会社の給料振込み口座として推奨)
- 新生銀行(改悪するまでATM手数料が無料だった。)
なぜそんなにネット銀行口座が増えたの?
それでは話が進まないので。
口座を開設した当時のことを思い出す。
ざっくりいうと以下の理由でネット銀行口座を増やしてしまった。
ネット銀行口座を増やした理由
- 定期預金の利息が高い!
- 複数に分けておけばATM手数料無料回数が増える!
- そもそもATM手数料が無料のネット銀行もあった。
たくさん持っていることのデメリット
ネット銀行をたくさんもっているといろんな問題が出てくる。
デメリット
- カードが多くて散らかる。
- それぞれの口座のIDやパスワード、第2パスワードなんていちいち覚えてられない。
- 全財産の把握が難しい。←重要&深刻
特に全財産の把握が厳しいことは深刻。
無職だったときの自分は「今、僕はいくら持ってるのか、わからない!」ということがお金の不安に直結していた。
ネット銀行口座を整理
2018年10月に新しい会社に入った際、以下の体制に変更。
- 楽天銀行
- 三菱UFJ銀行(会社推奨 兼 貯蓄用)
楽天銀行は残す
以降に示すが、「楽天銀行が一番使いやすかった」ので残した。
三菱UFJ銀行は貯蓄用
三菱UFJ銀行は再就職した会社の推奨口座。
会社の敷地内に手数料無料の三菱UFJのATMがあるので便利だろう。
また、貯蓄用の口座として毎月の給料から5万円を引いて三菱UFJ銀行へ振り込んでいる。
楽天銀行を選んだ理由
なぜ、楽天銀行を選んだのか?について僕が思っていることをまとめます。
スマホ版・PC版ともにダントツで楽天銀行が使いやすい
楽天銀行のログインは本当に簡単!
PC版はIDとパスワード入力するだけ、スマホ版「楽天銀行」に至っては指紋認証のみログインにも対応している。
楽天経済圏でお得にポイントざくざく
自分は 楽天カード(年会費無料) も持っており引き落とし口座を楽天銀行にしている。
これにより 楽天市場 での購入時にポイントが「+1倍」される。
楽天証券とマネーブリッジで預金の利息アップ&楽天スーパーポイント
「楽天証券」と「楽天銀行」を開設してマネーブリッジを行っておく。
すると楽天銀行預金の利息が0.02%→0.1%と5倍にアップする。
楽天証券での取引に応じて楽天スーパーポイントも貯まるのでこれまたぽいんとざっくざくなのだ。
楽天銀行以外を選ばなかった理由
逆になぜ楽天銀行以外を捨てたのか。
先程の「楽天銀行を選んだ理由」とは全く逆の理由になることは間違いない。
その中から特に強く思う点を挙げさせてもらう。
難解なログインと使いにくいデザイン
声を大にして言いたい。
いろんなネット銀行を使ってて思うこと。
楽天銀行以外はログインがとっても大変なのだ!
楽天銀行は「ID」と「パスワード」だけ。
その他のネット銀行では
- ID
- パスワード
- 第2パスワード
- セキュリティカード
- スマホ認証番号
など、これでもかっというほどログイン処理を難しくしている。
面倒くさくて仕方がないので自然と使わなくなってしまった。
ATM手数料無料になる条件がややこしい
楽天銀行はATM手数料が無料になる条件が単純明快だ。
「3万円以上の入出金はATM手数料無料」なのだ。
それに比べて他のネット銀行は…
- 〇〇会員になったらATM手数料無料!
- ○○時~○○時までだったらATM手数料無料!
- 給与振込口座に指定したらATM手数料無料!
- ○○円の残高でATM手数料無料!
などなど単純ではない。
特典が特にない
楽天銀行は楽天経済圏の中にいるとそれだけで恩恵がある。
しかし、それ以外のネット銀行は特に特典がない。
そうなると使うメリットが無くなるのだ。
ネット銀行口座を断舎離した方法
そんなこんなで僕が実際にネット銀行口座を断舎離した方法を以下に示す。
- 楽天銀行へお金を集約
- 残ったネット銀行口座の解約処理
楽天銀行へお金を集約
楽天銀行へお金を集約させる方法は以下の2種類。
- 楽天銀行へ振り込む。
- ATMで引き出して楽天銀行へ入金。
楽天銀行へ振り込む
- メリット→画面上で一発。
- デメリット→振込手数料がかかる。ログイン情報を忘れていると面倒くさい。
ATMで引き出して楽天銀行へ入金
- メリット→ATM手数料無料。
- デメリット→ATMに出向くのが面倒くさい。
※引き出し限度額に注意※
例えば、三井住友銀行は1日の引き出し限度額が50万円なので大金の場合は1日で移動できない。
残ったネット銀行口座の解約処理
セキュリティ的には残ったネット銀行口座は電話して解約しよう。
しかし、僕はまた使うかもしれないと思って口座解約せずに残したままにしている。(推奨しない)
まとめ:断舎離して半年たった結果、メリットしか無い。
ネット銀行口座を断舎離した結果、以下のことで大きなメリットがあった。
ポイント
- 全財産が一目瞭然で把握できる。
- お金の管理が楽。
- IDやパスワード地獄からの解放。
特に「全財産が一目瞭然で把握できる」件に関しては同時に「お金の不安」も解消できる。
「今自分がいくら持っているか?」を把握していないとお金に関する不安が膨らむ一方だ。
その点に関しては全財産が多かれ少なかれ、把握できることは「じゃぁどうすればいい?」と前向きな気持になれるため非常に大きいメリットだった。