2017年7月、還暦を迎えた母親を連れて台北旅行に行ってきました。
台北の主要観光地を半日でさくっと周れるツアーを KKday さんより申し込んでいったのでレポートしたいと思います。
【もくじ】
九份・十分ランタン飛ばし・平渓線ローカル列車乗車 1日ツアーの概要
【台北出発】近郊スポット1日ツアー:九份・十分・平渓線乗車(日本語ガイド)
ツアー名
【台北出発】近郊スポット1日ツアー:九份・十分・平渓線乗車(日本語ガイド)
こちらのリンクから。> 【台北出発】近郊スポット1日ツアー:九份・十分・平渓線乗車(日本語ガイド)
1日ツアーって書いてあるけど実際には夕方4時に台北駅で解散。
なのでホテルに戻って休憩をとったら夜市へ出かけるなんてことも可能です。
ツアー概要 コース紹介
- 台北駅周辺で集合(7時30分くらい)
- 十分の滝で台湾のナイアガラでリフレッシュ
- 平渓線のローカル列車へ乗車
- 十分老街・ランタン飛ばし体験
- 九份で中華のお昼ごはん
- 九份で「千と千尋の神隠し」と言われているの地域自由散策。
- 台北駅周辺で解散(16時くらい)
九份・十分ランタン飛ばし・平渓線ツアーの実録レポート
台北駅目の前のシーザーパークホテル台北で集合
他のツアーとも並行しており、ロビーは割と騒然としてる。
集合場所は2箇所から選べる
ちなみに集合で指定されていた時間と場所は以下の2つ。
【07:40】シーザーパークホテル台北出発
【08:10】グリーン・ワールド・ホテル・ソンジャン出発
台北ツアーへ出発
観光バスへ乗り込んで出発です。
この日のツアーは満員ではなかったのでバスの中は広々としていました。
ガイドさんから本ツアー参加者の目印となるシールを貰いました。
シール見て気づいたのがKKdayで申し込んだのですが実際はナルワント社が運営するツアーでした。
十分の滝(台湾のナイアガラ)へ到着
十分の滝に到着しました。
歩いて実際にバス下車して滝まではおよそ15分ほど歩きます。
その間に吊橋やお土産売り場などのスポットも点在。
吊橋と平渓線の線路をセットで撮影したらめちゃくちゃくキレイな写真がとれました。
十分の滝に到着。
大量の水がすごいスピードで滝に落ちていってるのは圧巻。
ただ、「台湾のナイアガラ!?」と言われるとそうでもない気がします。
迫力はあるけどね。
どちらかというと吊橋と平渓線のところの美しさが好きかな。
母親とパシャリ。
愛玉子初体験
滝までの間に愛玉子の販売所があったので買ってみた。
今まで夜市で見かけていたけど買ったことはなかったんだよね。
めちゃくちゃ美味しかった!
このクソアツい中で辛い体に酸っぱさとはちみつの甘さ、ゼリーが体に染みます。
これで50元(約200円)。安いですね、飲んでサクッと体力回復。
また灼熱のもと15分かけてバスへ戻ります。
十分ランタン飛ばし
十分の滝からバスでおよそ5分でランタン飛ばし会場へ到着。
既に遠くからたくさんのランタンが空を舞っているのが見えてキレイ。
到着するとガイドさんからランタン飛ばし手順と次の集合場所と時間の説明があります。
各グループごとにランタンが用意。
4面に対して願い事と名前を筆で書き上げます。(2名グループの場合は2面ずつ書く)
書き終わったらすぐ後ろで係の人が待機してるのですぐランタン飛ばしの準備に入ります。
係の人は陽気な青年。ランタンを持って線路まで移動します。
片言な日本語ではあるけどもしっかりと聞き取れる。スマホ撮影の取り扱いもさすが若者。
撮影はランタンを持った状態で筆で書いた4面をそれぞれ縦と横で撮影してくれます。
写真撮影のあとはランタンに火をつけます。
といってランタンを話すと熱気で一気に高く舞い上がっていきます。
この時、係の青年くんは動画で撮影してくれていました。
自由時間でお土産選び
ランタンを飛ばしたあとは平渓線の駅で集合ですが、十分に時間が余るのでお土産をここで購入するのもありです。
ランタンをモチーフにした飾りやランプ、台湾独特のお土産をここで購入できます。
台湾猫。
平渓線のローカル列車へ乗車
ランタン飛ばしの場所から線路に沿って約5分ほど歩くと平渓線の駅へ到着。
ガイドさんが参加者の分の切符を購入してくれているので切符を受け取って乗車します。
電車に乗って約30分ほど台北の景色を眺めながらたまに山の中を走って九份の最寄り駅まで向かいます。
といった印象でした。
ただ、ここで携帯の電波が思いっきり圏外になりました。
九份到着後、お昼ごはん
到着した駅から10分ほど歩いき観光バスに乗って九份へ。
観光バスでは九份より少し離れた観光バス停留所までしか行けない。
そこからはバス停留所~九份間の巡回バスに乗って九份へ向かいます。
九份でバスを降りたらまずはお昼ごはんです。
ガイドさんから指示をされるので各テーブルへ席に付きます。
中華ならではの1テーブルを数グループで囲み、料理が運ばれてきたら各自で大皿から小皿に移して食べるシステム。
ただ、貧乏性の僕としては美味しいものは食べなきゃ!という精神で遠慮せずにどんどん食べていました。
それにつられて他のグループの方たちも遠慮なく料理を取って満足するまで食べられてたので良かったかな。
なお、ここでの料理代金はツアー料金に含まれています。
ビールやソフトドリンクは含まれていないので現地決済で別注文してください。
九份の散策
本ツアー最後に巡る九份の散策開始です。
事前に地図(ガイドさん手作り)をいただきました。
ルートとしては九份の階段下からスタート、各自散策、最後に階段上から左を曲がった先のセブンイレブンが集合場所になりました。
母親の階段がとても辛そうだった
次の集合時間は昼食開始から約2時間30分後に設定。
結果的にはその殆どを休憩で過ごしました。
九份は山の斜面にあるので昼食会場から散策できるエリアまでは階段を登らなくてはいけません。
母親は数段起きに休憩しながら登りました。
足腰が弱い方だと辛いかもしれません。
更に、真夏の日差しもあり余計に体力を消耗されました。
撮影スポット
九份といえば美しい景観。
公式では否定されていますが「千と千尋の神隠し」を思い起こさせる景観があるのが人気の1つです。
無事に母親と到着できたのでツーショットパシャリ。
カフェで殆どを過ごす
散策する時間が十分ありすぎたので涼みついでにカフェで休憩。
まずは中に入って席についたところで店員さんが注文表を持ってくるので記入して外にでてレジで支払うと持ってきてくれます。
自分はマンゴーシャーベット、母親はタピオカミルクティーをそれぞれ注文。
母親は初めて食べるタピオカミルクティーに感激していました。
このカフェ、席は少ないのですがクーラーがガンガン聞いてる割に空いているのでおすすめ。
食べ歩き
カフェで休憩し、集合時間まで残り40分というところで集合場所へ向かいます。
地図だと短く見えますが実際には20~30分かかるそうです。
この通り道もたくさんのお店があるので食べ歩きしたり、お土産買ったりするのにぴったりです。
九份で有名な餅屋さん(阿蘭草仔粿)で買ったふわふわ餅。
選んだものは
- 草仔粿(よもぎ餅) 20元(80円)
- 芋粿(タロイモ餅) 20元(80円)
の2種類。
よもぎ餅の方はめちゃうま!餅がビヨーンと伸びるしなんといって味が良かったな。
でも、タロイモ餅の方は自分には全然口に合わず、残してしまいました。美味しくない。
ザ・台湾っぽい味付け。
シューアイス。
店頭のアイスをシューではさみます。130元(520円)しますので割と高め。
美味しかったけど、普通かな。感動は特にないって感じでした。
そんなこんなで集合場所へ到着、帰りのバスに乗るために再び巡回バスへ乗るのでした。
巡回バスへ乗るのが他のツアー客も一緒になって押し合って入るので大変でした。
晴れていて早い時間帯は人が少ない
九份は人が混雑すると歩きづらかったり、怪我したりする心配があります。
また、撮影スポットでの撮影もままなりません。
夕方~夜にかけてより人が集まります。
広場は人で埋まってしまって身動きが取れない状態になります。
一番悪い組み合わせは
- 夕方~夜の時間帯
- 天気が雨
しかし、このツアーでの九份は午後一番の時間帯で巡ったため夕方に比べると全然マシ。
灼熱地獄だったものの雨が降れば傘を指す人も現れて邪魔になってしまうので一番良いコンディションでした。
- 午前~お昼の時間帯
- 天気が晴れ
この条件で九份を巡るのが個人的にはおすすめです。
台北駅で解散
帰りのバスの中では皆さんお疲れで静かな車内でした。
ガイドさんが特定のマッサージ店を強く強くおすすめしていましたが、早く帰りたかったしマッサージ店はどこにでもあるので行きませんでした。
九份を出発してから1時間くらいしたらもう台北駅に到着。
16時には解散できていました。
早めに動くツアーだったから道も渋滞せずに超スムーズでした。
ホテルで休憩してから夜の西門町で夜ご飯
その後は、母親と西門町のホテル(民泊)へ戻りシャワーを浴びてお昼寝。
体力を回復したところで夜は天天理美食坊にて夕食でした。
ツアーがさくっと16時で終了するコンパクトなツアーだったため、体力を余らせて解散後も動ける素敵なツアーでした。
僕がこの台北ツアーを選んだ理由
最後に僕がこの台北ツアーを選んだ理由についてまとめます。
- スケジュールを考える必要がない。
- 効率よく台北各地を巡れる。
- ツアーの割に自由時間がたくさんある。
スケジュールを考える必要がない。
ツアーなのでスケジュールは全部ツアー会社におまかせ。
自分一人で母親の台北旅行を楽しませようと思っても、限界がある。
例えば、観光中にちょっとした台北の歴史だとか語れると良いのだがそれができない。
しかし、ガイドさん付きのツアーを申し込めばそういった不都合な部分を全てカバーしてくれるのは良い。
効率よく台北各地を巡れる。
個人手配で今回と同等のツアーを考えると路線バスやら電車、タクシーやらをフル活用していかなくてはならない。
常に公共交通機関のことを考えながら乗り換えの煩わしさもあったりすると効率なんてあったもんじゃない。
そこをツアーにすると移動は全部観光バスの運転手さんにお任せだ。
寝てれば自動的に観光地に到着するのは素晴らしい。
自由時間がたくさんある。
なんといってもツアーのデメリットといえば詰め込みすぎて自由時間のないということ。
今まで参加したツアーは各目的地の自由時間はわずかしかなく、ささっと探検したらすぐ次!というのが多かった。
しかし、今回のツアーは極端に言えば九份と十分しか巡らないツアー。
その分、各場所での自由時間をたっぷり確保できているのでまるで個人手配ツアーのように観光地を満喫できた。
早め集合、早め解散ツアーだったため九份も一番人の少ない時間帯に巡ることができたのもポイントが高い。
まとめ 大満足のおすすめツアーでした。
以上で台北ツアーのまとめでした。
ツアーを選ぶときには何を選ぼうか悩みに悩んだのですが、結果的にはこのツアーを選んで正解でした。
親を連れての台北旅行を考えている方、現地を巡るのはツアーが一番効率的だしコスパも良いのでぜひ検討してみてください。
以下にリンクを貼っておきますのでこちらから申し込んでいただけると死ぬほど喜びます。