はじめに
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- なんとなくデイトレを始めた者の末路
今日の記事はデイトレを初めて即大損した話をまとめます。
今後、自分がデイトレに手を出さないための戒めを込めた記事でもあります。
意気揚々とデイトレを始めてみた
以前から資産運用に興味があり2年ほど前からつみたてNISAでインデックス投資を開始。
良い感じに育ってきた中でコロナ禍、そこでも継続して積立をしていたため大きく育ちました。
桐谷さん生活に憧れ、去年から株式投資を初め、株主優待生活を楽しんだりしています。
FIREを目指すための資産運用、そして大好きなWDW旅行のための積立でもあります。
そしてついに今まで手を出してこなかったデイトレードに2021年春に挑戦してみました。
リアルなお金の話なので要注意!
取引結果 大損(マイナス42,157円)
先に結論をまとめます。大損しました。
ココナラ(4176)→+418円
表示灯(7368) →-25,110円
松尾電機(6969)→-8,236円
ベビーカレンダー(7363)→-28,000円
大損した日の影響
損を挽回しようとさらに損失を重ねる
この株(表示灯)で損失出したからよりボラフリティのある株(ベビーカレンダー)で挽回しよう!
そう思って他の株を買い付けてもあっと今に下がってしまう。
一瞬で損失が3倍に膨れ上がったこともある。
負のループにハマっていくのだ。
買ったら下がる、売ったら上がる
なぜか自分が株を買ったら株価が下がり、売り払ったら上がるとう構造ができあがっていた。
自分にはデイトレの素質がないということが明らかになる
”ぬ”と”ね”の区別がつかなくなった
FXで有り金全部溶かす人の顔になっていました。
リアル”ぬ”と”ね”の区別がつかなくなったような顔になってた。
大損したことをずっと引きずる
約4万円という損金はトータルで見たときの金額。なので大損した日だけの損失で見たらマイナス70,000円となっている。
7万円ですよ、これどうしようどうしようとずっと損したことを引きずっています。
7万を稼ぐには残業時間が30時間必要で・・・という計算ばかりしています。
仕事に手がつけられない
大損したことばかり気になって何もやる気が起こらなくなります。
仕事をしていてもどこか放心状態。
といった模様。
何をやっても手の施しようがありません。
眠れない
そしてその気持ちは夜まで引きずってしまいます。
そのため全くもって眠れない。
結局徹夜になりました。
誰にも話せない
スマホポチポチであっという間に4万円も損したことがあまりにも情けなく誰にも相談できませんでした。
そりゃそうですよ。楽して稼ごうと邪な思いがあったわけです。
誰かに相談しても
と言われるのがオチ。
結果 デイトレ即卒業
このようにデイトレで大損をした日はまともな人間ではありませんでした。
結果的に僕はデイトレから即撤退を決めることに。
理由は以下の通り。
デイトレ引退理由
- 今やめれば損失4万で済む
- 心身ともに不調になる
- 他のことに手を付けられない
- コツコツドカン
詳しく解説していきます。
今やめれば損失4万で済む
勉強代だと思って4万円を挽回せずに諦めること。
これには「4万円大損」というデメリットと共に「4万円以上の損失は出さない」というメリットがあります。
挽回しようとさらに続けると余計に損失を膨らませるリスクが大きいです。
4万円は資産運用としてデイトレを経験してみるとう勉強代に充てることにしました。
心身ともに不調になる
デイトレを続けていると
- 常にパソコンやスマホを監視していないといけないという身体的ストレス
- 大損しないかヒヤヒヤする、大損したときのショックという精神的ショック
という心身ともに体に良くないと結論づけました。
ストレスは何よりも体に悪影響を及ぼします。
他のことに手を付けられない
株式相場が開いている間は常にデイトレのことが気になってしょうがないです。
仕事中であってもふと時間を見つけるとスマホを開いて株チェックしてしまいます。
その時間のなんと無駄なことか。。それこそ有給休暇を取得したときもずっと株チェック。
時間を割くということは元々何かをしていた時間を削っているということ。
人生の大切な時間をわざわざ損失を出すために割くのはもったいないと判断ました。
コツコツドカン
最初の方こそ少額ボラフリティの株でデイトレしていました。
コツコツと利益を重ねていって
と強気の気持ちになります。前週の金曜日にある程度まともな利益をあげられると
そう思って翌週の月曜に撃沈するというパターン。
コツコツドカンは一気にやる気を奪っていきます。
自分のリスク許容度のデータが得られた
- 購入した株が少しでも値下がりしたら心臓がバクバクしてすぐ損切しちゃう。
- 株が気になってしょうがない。
そういった自分自身のリスク許容度を知れたという意味ではデイトレの実践は何より良いデータが得られたと思います。
もっと数年後、数十年後にデイトレを初めたとして例えば400万円損してしまうという未来があった場合、それは今回4万円で回避できたことになります。
どんなデイトレの書籍を見ても、ブログ記事をみても、YouTube動画を見ても自分の経験には敵わない。
やはり経験というのは勝ちがあるものだとしみじみ思います。
今後はデイトレをやることはありませんがデイトレで生活している人は改めて心が強いと感心します。
憧れますが僕は愚直に淡々と資産運用をしていきたいと思った次第でした。