うつ病

【うつ病】退職、転職は支えてくれる同期とのお別れでもある。2話

【うつ病】退職、転職は支えてくれる同期とのお別れでもある。2話

前回の話はこちら

自分を紐解いていく

何から書いてよいかわからない。
いろんなことがありすぎたから。
でも、書いていく。
一つ一つ紐解きながら整理していこう。

同期の大切さ

転職というイベントは一大事だ。
前職を10年近く勤め上げた自分は大切な仲間ともお別れしたことになるのだ。
新卒で入る会社には一斉に同期が入り、辛い研修時代を乗り越えて結束力が高まる。

8年も経過する頃にはそれなりに会う頻度は減っていたが同じ部署に配属された同期とは本当によくしてもらった。

週末の仕事が終わればちょっと声をかけて夜ご飯を食べに行く。
仕事の悪口を好きなだけ話して、本当の自分をさらけ出せる。

そんなテンプレートな流れでも今ではどんなに愛しい存在であったか。
退職当時は知る由もない。

退職、転職は同期がいなくなる

退職、転職をするということはまたこの関係を1から築き上げていかなくてはならないのだ。
元々、人付き合いが苦手な僕は転職した今の会社で大変辛かった。

なんだか覇気がないのだ。
仕事さえできれば良いというムード。
同じ部署の仲間なのに挨拶しても返してくれない人がいる。
どこか他人行儀。

自分の性格+そんな会社の雰囲気が少しずつ自分の心を閉ざしていく感覚が日々あった。
積極的にご飯に誘うこともなくなっていったし、何より早く家に帰りたかった。
週末は前の会社の同期(もはや親友)とご飯を食べに行った。
この時間が本当に好きだった。

こんな事に今更になって気づいたのだ。
とはいえ、前職は既に辞めてしまっているので後悔しても仕方ない。

ご飯に行ける関係の人がどれだけ大切か

今の会社で気軽にご飯に行ける関係の人がいない。
ストレス発散する場所がないのだ。
これが地味にきつい。
大声で笑いあいたい、バカにしたい、悪口言いたい、共感してもらいたい。
心を閉ざすとそんな気持ちすらなくなってきた。
とにかく家に帰って一人で閉じこもっていたかった。

「転職=同期がいなくなる」というデメリット

とりあえず、人付き合いが苦手な人が転職をするとこういうことになるんだよってことを記しておく。
退職したくて悩んでるなら友達に相談しよう。
退職、転職体験談には地味に「同期がいなくなること」のデメリットには触れられてない。
もし、同じような性格の人で転職をしようと思ってるのなら一度立ち止まって考えてほしい。

まとめ

自分の病気を紐解く上での一つ。
「転職によって同期がいなくなった」「人付き合いが苦手」
についてまとめてみた。

続く

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