僕はブログ活動だけでなくYouTubeにも動画投稿しています。
そんな動画に先日、虚偽の著作権侵害の申し立てを食らったので対処した件を覚書でまとめます。
この記事のポイント
この記事を見れば虚偽の著作権侵害通報をされたときの対処法(例えばフリーBGM使ってるのに通報されたとか)がわかるようになってます。
【もくじ】
ある日突然著作権侵害の申し立てを受けた
旅動画をメインで投稿していたのですがある日驚愕のメールが来ていました。
つぶろ旅チャンネル 毎週日曜UP! 様
Content ID を使用している著作権者が、お客様の動画内のコンテンツに対し申し立てを行いました。
動画はライブ配信中で、選択した公開設定は適用されたままです。しかし、この動画は著作権者により収益化されているか、 この動画のアナリティクスを受信することが選択されています。
これは、「著作権侵害の警告」ではありません。この申し立てによるアカウントのステータスへの影響はありません 。
- 動画のタイトル: 【タイ旅行記】#004 ピンクガネーシャへ自力で行く方法が楽しすぎた。
- 著作権で保護されたコンテンツ: The Sound of Insects Roared
- 申立人: Interstreet Recordings
厳密に言うと著作権侵害のレベルではなくて「申立」レベル。
明確に「著作権の警告ではありません」とされてますが、コンテンツを作っている身からすると著作権侵害の通報とさほど変わりはない。
ちなみに警告を受けたのはこの動画(2:19~)で流れるSakuyaというBGM。
PerituneさんのサイトよりフリーBGMとして使わさせていただきました。
「申立人: Interstreet Recordings」って誰やねん
メールには
著作権で保護されたコンテンツ: The Sound of Insects Roared
申立人: Interstreet Recordings
という情報で著作権の申立を出しているという。
著作権の申立を受けたらどうなるのか
この著作権の申立を受けたら以下のことがが発生します。
- 該当の動画の広告収益が停止(厳密には権利者の方に収益が流れる)
- いつまでも管理画面で警告される
↑の画像別の動画で著作権侵害を申し立てられた時の画像。
この動画の広告収入は僕で受け取れず、申立をした人へ流れるようになります。
また、動画の管理画面にはいつまでも該当の動画に「著作権侵害の申し立て」と出てしまいます。
通常の著作権侵害では納得できるのですが、今回は違います。
著作者ではない誰かが著作者と偽り、横流しされた広告収益をもらっているのです。
虚偽の著作権侵害の申し立てへの対処法
Step1.本当に虚偽の申し立てであることを確認
申立人を確認してネット上で検索します。
メールに書かれていた
著作権で保護されたコンテンツ: The Sound of Insects Roared
申立人: Interstreet Recordings
を元にググってみます。
Shazamという音楽サイトが引っかかりました。入ってみます。
誰やねん・・・
The Sound Of Insects Roared
Nguyen Van An
という情報が手に入りました。
まだよくわからないので「The sound Of Insects Roared」をYouTubeで検索しました。
とりあえず検索結果トップの動画の概要欄を開いてみます。
曲名:The Sound of Insects Roared
演出者:Nguyen Van An
多分この動画の人も著作権侵害の申立を受けて概要欄に追加したのかな
正しくは
曲名:Sakuya
演出者:むつき醒(PeriTune)
です!ということで、虚偽の申し立てであることを僕の中で確定。
あとは申立をしてYouTube側で判断してもらいます。
後に記述しますが「虚偽の申し立て」であることは確実に検証しておかないと垢バンされる可能性があります。
Step2.緊張!YouTube上で「異議申し立て」をする
YouTubeの管理画面から該当の動画編集画面を開く。
注意
次の画面で「送信」ボタンを押したら異議申し立て完了ですが。。もし、本当に著作権侵害の申し立てが作者本人だった場合、次で説明する異議申し立てをやってしまうとアカウントBANされる可能性があるので十分に調査してください。製作者へ確認の問い合わせするのが一番かもしれません。今思えば曲の制作者むつき醒さんに直接確認してもよかったかなと思います。
申立を受けたBGMはフリーBGMサイト「PeriTune(https://peritune.com/)」で配信されている「Sakuya」(https://peritune.com/blog/2015/11/21/sakuya/)という曲。製作者により「商用利用できます。映像・動画・CM・ゲーム・配信・アプリなど何でも使えます。」と許可が出されています。
「ご提出いただいた情報はInterstreet Recordingsが30日以内に審査して対応いたします」。。
虚偽の著作者なのに変だよねぇ。。
Step3.3日後、「申し立ての撤回」が来る
つぶろ旅チャンネル 毎週日曜UP! 様
お客様の異議申し立てを確認した後、Interstreet Recordings さんは YouTube 動画への著作権侵害の申し立てを撤回するとの結論に達しました。
動画のタイトル: "【タイ旅行記】#004 ピンクガネーシャへ自力で行く方法が楽しすぎた。
異議申し立て中にお客様が収益を得た場合、YouTube の次回のお支払いの一部としてその収益を受け取ることができます。
該当動画にも反映
それに伴い制限がかかっていた動画も「制限:なし」に変わりました。
もしもこれで相手がごねたら。。
今回は相手が一回の異議申し立てで折りてくれたのでよかったです。
ただし、相手がごねたら面倒くさいかな。今回の記事はそこまでいかなかったので検証してません。
虚偽の著作権侵害の申し立てへの対処法まとめ
ということで今回のトラブルへの対処法まとめは以下の通り
メモ
- 本当に虚偽の申し立てかどうか確認する。(超重要)
- YouTube動画管理画面から異議申し立てを行う。
- 相手が撤回するまでひたすら待つ