前回では退職を周知する方法とタイミングについてまとめました。
今回は退職が決定した後の仕事の整理や引き継ぎに関してどうやったのかまとめたいと思います。
【もくじ】
退職決定後の仕事の整理
退職届を提出した後の仕事については以下の通りでした。
- 新しい仕事は任されない
- 既知の仕事をできるだけ終わらせる
- 取引業者への挨拶
それぞれについて説明していきます。
新しい仕事は任されない
基本的に新しい仕事については以下の理由から任されることはありません。
- 仕事を任せても退職する本人のモチベーションは低い=仕事のクオリティが下がる。
- 新しい仕事を任せても中途半端で終わる可能性がある。
ただし、
- 自分にしかできない仕事
- すぐに完了できる簡単な雑務
に関しては任されるのでひょひょいとこなしてください。
既知の仕事はできるだけ終わらせる
退職するまでに任されていた仕事は可能な限り終わらせるようにしてください。
中途半端なまま引き継ぎを行っても引き継ぎを受けた人が大変になったり、成果物のクオリティが下がるなど迷惑になるからです。
ただ、退職を機会にめんどくさかった仕事を全部他人へ丸投げできるので、会社のことはどうでも良いと思っている人は引き継いでも良いと思います。
でも、立つ鳥跡を濁さず。というようにあまりおすすめはしません。
取引業者への挨拶
外部の業者とやり取りをしている方は予め伝えておきましょう。
いきなり退職となっても取引先が自分へ聞きたかった情報があるかもしれません。
引き継ぎ表の項目、内容
終わらない仕事を他人へ引き継ぐ際は必ず引き継ぎ表を作ったほうが以下の点で便利です。
- 人に説明しやすい。
- 説明された方もわかりやすい。
- 何をすべきか一目瞭然。
引き継ぎ表を作成
私は引き継ぎ表をこのように作りました。
項目 | タイトル | 引き継ぎ先 | 仕事内容 | データの保管場所 | 納期 |
1 | ○○のトラブル対応 | ○○さん | XXのトラブルを~して~する。 | 倉庫B-2棚 | ○○月○日まで |
2 | ○○の開発 | ▲▲さん | サーバ | ○○月○日まで | |
3 | ○○の対応 | ■■さん | 倉庫C-3 | ○○月○日まで | |
4 | ○○の管理 | ◎◎さん | 本棚 | 納期はない |
Excelを使用してA4用紙1枚分で作っているとちょうどよいかと思います。
引き継ぎ打ち合わせ
退職日が近づいてくると上司から引き継ぎの打ち合わせを依頼されると思います。
もし、上司から依頼されなかったら自分から引き継ぎの打ち合わせを依頼しましょう。 あなたが気持ちよく退社するためには絶対必要なことです。
引き継ぎの打ち合わせは1回~2回程度を想定しておきましょう。
仕事以外の引き継ぎも忘れないように
例えば、以下のように会社内での役割を持っている方は忘れないように引き継ぎを行いましょう。
- 会社の委員会関係の仕事
- 労働組合の仕事
などなどです。その仕事を管理している方に相談してみましょう。
まとめ
ということで今回のまとめはこんな感じです。
仕事整理のポイント
- 新しい仕事は任されない
- 残った仕事は自分で終わらせるのか?誰かに引き継ぐのかをはっきりさせること。
- 引き継ぎ表を作成してわかりやすくしておくこと。
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