感情的な記事なのでご了承ください。
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死ぬってどういうことなんだろう。
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【もくじ】
見たことあるYouTuberの死
お正月気分の抜けない2019年1月4日。
ふとネットニュースを見ていたら「YouTuber逝去」という衝撃的な文言とともに若い男の子との画像が掲載されていた。
ドクン。
心臓が飛び跳ねた。前にも味わったこの感覚。
え?は?やばいやばい。
この人、前にYouTubeでみたことある顔だ。
どの動画かわからないけどたまに見かけてた。
まだ若い。はっちゃけているように見える彼が死んだだと?
すぐTwitterでエイジさんのこと調べた
Twitterで調べてわかったのがYouTuberでグループ「アバンティーズ」として活躍するメンバーの一人「エイジ」さんが亡くなったということ。
所属事務所がUUUM。恐らくUUUMのYouTuberのどっかの動画にコラボとして出ていたんだと思う。
(おっさんなので詳しくなくてごめんなさい)
自分はすしらーめんりく君の動画をよく見ていたのでその中でコラボしていたんだと思う。
死因は水死。すしらーめんりく君も現場に。
年末からサイパンへ旅行に出かけており海で高波に襲われて水死してしまったとのこと。
一緒にすしらーめんりく君もその旅行に出かけており、現場にいたことが彼のTwitterでわかっている。
https://twitter.com/sushi_riku/status/1081158675488694272
年齢は22歳。
葬儀は家族のみで行われ後日UUUMによるお別れ会が開催されるとのこと。
なんでだよ。
なんで死んじゃうんだよ。
人の命。儚すぎだろ。
ちょっと前までミュージックビデオだしてるじゃん。
ちょっと前までTwitterで「あけおめ~」とかいってるじゃん。
信じたくなんかない
彼のTwitterのリプ欄には数え切れない程のコメントが付いていた。
- 嘆き悲しむ人たち。
- 彼の死を受け入れる人たち。
- アンチな発言をする人たち。
みんな突然の出来事に動揺しないわけない。
だって、大多数のみんなにとって死ってこんなに身近じゃなかったはずだもん。
100万人以上の登録者数がいて大人気なのに、テレビにでている人よりも身近で友達のような雰囲気を与えてくれるYouTuberエイジ。
そんな友達が死んじゃったなんて誰が信じる?信じたい?信じたくない。
報道から1日が経過した今でもまだ気持ちがくすぶっている。
昨日までエイジさんのことなんか知らなかったのに。
YouTuber仲間のコメント。強がりすぎて胸が辛い
エイジさんの仲間も沢山Twitterでコメントを出しているけど、あんなの強がりだ。
悲しくて無力でどうしようもないはずだよ。
すしらーめんりく君もあんなコメント出して、絶対受け入れきれてなんかいないよ。
みんな強がってる。そんな人間強くない。
でも、それでもああやってこめんとを出している。まだ若いのに立派だよ。
身近な人の死から立ち直るのにどうすればいい?
立ち直る方法なんてない。
時が経っても古傷は残る。
心に刻むしかない。
自分の話で申し訳ない。
もし、エイジさんの死でどうしようもなくて頭がぐちゃぐちゃになっている人がいたらどうか読んでほしい。
自分はおよそ20年前、小学生5年生の時に友達を事故で亡くした。
彼のことをてっちゃんと呼ぶ。
てっちゃんは学校が終わった後、友達と家でテレビゲームをしながら遊んでいたが、母親から促さされて外の神社で遊んでいた。
神社の灯籠に登ろうとしたところ灯籠が崩れて下敷きになり亡くなった。
てっちゃんの死を知ったのは翌日
事故当日にてっちゃんが死んだことは知らなかった。
普通にゲームしながら過ごしてた。
てっちゃんの死の瞬間、自分は楽しんでいた。
翌日、登校中に友達にあったら神妙な顔してる。
ドクン。。
は?まさか?
走って学校に到着。教室に入るといつもと雰囲気が全然違った。
泣いている友達がいた。
感情の整理もつかないままクラスのみんなでてっちゃんちまで行き、手を合わせた。
棺桶の中に青白い顔をしたてっちゃんがいた。
てっちゃんの死は本当だった。
あまりに突然の死。
昨日までふざけながら抱きついたりして
なんて話してたてっちゃんが死んだなんて信じられなかった。
お母さん手を繋いで寝た夜
帰宅すると既に事情を知ったお母さんが心配そうにしてくれていた。
親は親なりに子供の友達が死んでしまったことに対して心配していた。
お母さんと一緒にお通夜に参加した。
夜、お母さんと同じ布団で寝た。
でも、どうしても眠れなかった。
だから、小学5年生にも関わらずお母さんの手を握ったら眠れた。
結局、そのまま次の日にはお葬式がありあっという間にてっちゃんともお別れになった。
しばらくは心の整理がつかなかった
友達の死からしばらくの間、心の整理ができない日々が続いた。
てっちゃんとの思い出ばかりが浮かんだ。
アバンティーズの仲間、ファンの人もそうだと思う。
- なんでエイジさんが苦しんでいるときに自分は家で正月楽しんでいたんだろう。
- なんでエイジさんが苦しんでいるときにのんきに友達と遊んでいたんだろう。
思い出しては悔み、思い出しては悔むんだろう。
人間の不思議。思い出さなくなる。
人間の不思議なのだが、てっちゃんの死から1ヶ月もするとてっちゃんのことを考える頻度が減った。
忘れてはいないんだ。でも考える頻度が減った。
そして、思い出さなくなり、年に1度、てっちゃんの命日に思い出すようになった。
時間の経過がだんだんと友達の死の衝撃を落ち着かせていった。
結局、大切な人の死からすぐに立ち直る方法なんてないんだ。
時間がゆっくりと気持ちを落ち着かせていくんだよ。
明日が来ることへの確約なんてないから
全ての人に形は違えど死は必ず訪れます。
昨日一緒にバカにしてたやつが今日死ぬかもしれない。
さっきまで話していた友達が死ぬかもしれない。
自分だってこうしてブログ書いているけどこの後すぐ心臓発作で死ぬかもしれない。
明日地震が来てみんな死ぬかもしれない。
だから、今、この瞬間に精一杯感謝して生きないといけない。
お母さん、お父さん、彼氏、彼女、息子、娘、兄弟、姉妹、友達、大切な人たちみんなに感謝して生きよう。
あとから後悔したってどうしようもできないんだから。
明日が来ることへの確約なんてないから。
written by 浜崎あゆみ「Thank U」
忘れることもできる。忘れずにいることもできる。けれど、忘れられないことがある。
大事な友達の事を思い出さなくなるのは悲しくもある。
でも、そればっかりを考えてたら生きていけない。
自分にも大切な生活がある。
家族のこと、友達のこと、誰かのために生きること。
アバンティーズのエイジさんの死。
エイジさんの死。
それは彼を応援していた人たちやその仲間にとって、忘れられないこと。
長々と語ってしまいましたが、自分の経験から言うと今はしっかりとこの痛みを胸に刻んでいく他ないです。
いつかきっと必ず、悲しいけれどエイジさんの死を乗り越えることができます。
その時が来たらまた、エイジさんの面影を想いつつ、アバンティーズを応援してあげましょう。
そして、エイジさん。ご冥福をお祈りします。