先日、会社で思わぬトラブルに見舞われたのでそのことをまとめたいと思います。
【もくじ】
うちの会社はセキュリティが厳しい
転職してもうすぐ1年になる会社。
この会社はセキュリティが非常に厳しい。
今回のお話はそのセキュリティに関わる部分。
ルール1:社屋の扉は社員のIDカードでしか開けることができない。
うちの会社は大企業さながら敷地内に沢山の社屋が存在する。
社屋に入るための全ての扉にはセキュリティがかかっており、個別に配布されているIDカードでしか入場できない。
ルール2:退場時も同じ扉から出る&IDカードがないと出れない。
退場時は入ってきた扉からしか出ることができず、IDカードを読み込ませる必要がある。
前の人が開けた際にIDカードを読み込ませず同時に出た場合、再び入るときにエラー音がなってしまう。
ルール3:非常口はIDカードの必要なく外に出ることが可能
非常口はIDカードの必要はなく外に出ることができる。
ただし、一方通行で一度外に出たらオートロックで鍵がかかってしまう。
ただし、僕は一方通行でオートロックであることを知らなかったのだ。
非常口から外に締め出されてしまった。
先日、大型荷物の受け取りがあり上司に相談したところ
となった。
入社してから一度も使ってない非常口。
午後に搬入があったので午前中に一度、扉の開き方をチェックしておこうと非常口ヘ向かった。
無事に開いた非常口
ガチャッ。
オートロックであることを知らない僕はそのまま扉から手を離して外へ出た。
初めて非常口から外へ出たためなんだか新鮮だった。
バタンッ。
非常口に顔を向けると大きな扉が閉じていた。
なんだか、察してしまった。
ガチャガチャ
ドアノブを回して引っ張ってもびくともしなかった。
ここで僕は非常口がオートロックであることを知ったのだ。
外にいるのに密室に閉じ込められている
冷や汗をかきながらも
と思い、外に出るも考え直す。
そう、「ルール2:退場時も同じ扉から出る&IDカードがないと出れない。」に違反しているのだ。
このまま、外から社屋に入ろうとするとセキュリティエラーになり重大インシデントとして会社から吊るし上げられることになるのだ。
外は真夏。暑さと焦りで汗が滝のように流れる。
状況を整理
ここで状況を整理した。
- つーぶろっくはIDカードで社屋に入った。
- つーぶろっくはIDカードで外へ出る必要がある。
- にも関わらずつーぶろっくはIDカードを使ってないのに外にいる。
- 理由:非常口から出たからIDカードを使わなかった。
- しかし、再び社屋へ入ろうとすればそれは重大なセキュリティエラー。
- 非常口から再び社屋に入る必要があるがオートロックのため入れない。
まさに詰みの状態。
外にいるのにまるで密室に閉じ込められたかのような状態になっている。
なんだか不思議な感覚。
これなんて「うみねこのなく頃に」状態?
うみねこのEP6、右代宮戦人のロジックエラーと似たような状況
大好きだったうみねこのなく頃にのとあるエピソード
「うみねこのなく頃に散 Episode6 - Dawn of the golden witch」ではゲームマスターとなった右代宮戦人が物語を紡ぎヱリカと戦った。
ヱリカが客室のシャワールームを捜索中に助けに来た霧江と交代して外へ脱出するロジックだった。
しかし、ヱリカの罠にはまり、ロジックエラーを引き起こした結果、密室の客室に永遠に閉じ込められてしまう。
うみねこの状況と僕の状況の比較
- どうにかして密室を保持したまま客室を脱出する物語を紡がないと永遠に閉じ込められてしまう右代宮戦人。
- どうにかしてIDカード情報を保持したまま再び非常口から中に入れないとセキュリティエラーで会社から吊し上げになるつーぶろっく。
IDカードというものがあるため僕はこのがんじがらめの状況に陥ってるのだ。
なりふりかまってられずに助けを求めて外に出た
右代宮戦人と違うのは僕が外にいる限り自由に動けるという状況だ。
救出できる人を探しさえすればその人から社屋に入ってもらい、非常口を内側から開けてもらえる。
上履きを履いたまま炎天下の中、会社の敷地をかける僕。
救出者がきてくれた・・・!
なんとタイミングよく社屋から外に出てきた人がいた!
最近仲良くなったKさんだ。
急いで中にはいるKさんと非常口へむかうつーぶろっく。
救ってくれたKさんに感謝
しばらく待つと
ガチャッ・・・ギィイィイイ。
内側から非常口が開きそこにはKさんがいた。
まじで女神かと思った。
うみねこで言うとKさんは嘉音。ゲストハウスからやってきた嘉音が右代宮戦人と交代して助けてくれた。
無事に何事もなく救出された
ということでうみねこっぽい逆密室に閉じ込められた僕が救出されるまでをまとめてみました。
このときばかりは重大なセキュリティエラーを発生して反省文など書かされて面倒くさいことになってしまうと思い非常に焦っていました。
もう転職して1年にもなるのにオートロックを知らないなんてちゃんちゃらおかしいですよね。
というか一人行動してたのがまずかったのかなぁとも思います。
あとから思い出したらなんとなくこの状況うみねこっぽいなと思ったので思い出しながら書いてみました。
この物語にハッピーエンドは与えない!