今回の話は真面目な話。今までいくつかソシャゲ(モンスト)のことについて取り上げてきました。
ですが、この度、ソシャゲ(モンスト)を引退しました!
辞めた日は2018年4月2日。
この日は数年に渡るソシャゲ負のスパイラルから思い切って抜け出した日。
そしてこれからの人生への新たな第一歩となる日でもあります。
忘れないように残しておこうと思い記事にしました。
- 検索からこの記事へ飛んできたあなたは私がどうやってソシャゲを辞めれたのか?
- 辞めた後の変化はどうなのか?
などについて知りたいのではないでしょうか?
あなたもきっと辞めれます。ぜひ、私の体験談を読んでみてください。
モンスト(ソシャゲ)引退で悩んでいる方へ
モンストへの問題提起!
【もくじ】
プレイしてたソシャゲ
私がプレイしてたソシャゲはモンスト。
2013年9月27日にiOS版、2013年12月15日にAndroid版がリリースされました。
この記事を書いてる時点で4年と6ヶ月が経過しているんですね。。
(記事のリメイク2020年6月19日。未だにモンストは大人気です。)
つーぶろっく、ソシャゲ愛を振り返り語る
プレイしていたモンストについての振り返りの記事を「モンストとの出会いから辞める(引退)までの4年6ヶ月を振り返る。【ありがとう】」でモンスト愛たあああっぷりで死ぬほど語っています。どんだけ好きだったのかわかるかと思います笑
ソシャゲプレイ期間
モンストがリリースされてから約2ヶ月くらいでインストールをしました。
そこから4年6ヶ月プレイし続けていました。
課金した額
ざっと50万程度です。月1万のペース。
2017年の正月にパンドラ大爆死で約6万使ってしまった以降は無課金。
ソシャゲの中で一番課金したキャラは誰?
一番課金したキャラはモンストのパンドラ。
限定キャラで超高性能だったので計6万円ぶっこみました。
ソシャゲを続けていた理由
私がソシャゲを辞めれなかった理由を一つずつ語っていきます。
課金してしまった
ソシャゲをある程度続けていると、いつか必ず課金欲が発生してしまいます。
最初は初心者特典として何かしらやるたびに沢山の石をもらえ、ガチャもたくさん引けます。
しかし、アカウントが育ってくると石を貰える機会が減ってきます。
って感じで課金をしてしまいます。課金をしてしまうと一気にソシャゲとの結びつきが強くなってしまいます。
課金したから続けなきゃ。ここに一つの心理があります。どんどんお金をつぎ込んでしまいます。
この現象のことをコンコルド効果と言うそうです。
スタミナを使い切らなきゃという使命感
ソシャゲにはどんな形であれスタミナという制度がありスタミナを使ってゲームをプレイできます。
時間が経てば回復。ランクが上がっていくとスタミナの上限値も増加。
これもある程度ゲームを続けていくとわかるのですが、溜まったスタミナを使い切らなきゃもったいないという使命感が生まれてきます。
これはある一定の拘束力をもっていると自分は考えます。
ランクがあがればあがるほど、スタミナ上限値は増えていくため自分の場合は、どんなに簡単なクエストでもスタミナを使い切るのに小一時間がかかることになっていました。
モンパス会員制度もなかなか。
モンストの場合、運極数に応じてランダムでスタミナが全回復する特典があったり、モンパス(月額制)会員特典として1日1回スタミナを全回復できます。
運極を作って運極を作るという無限ループにハマる
キャラを99体集めてから全て合成することで運極が完成します。
運極モンスターを連れて行くと宝箱ドロップ数が増え運極の効率が上がります。
運極は自慢できる要素。新降臨が来ると集めなきゃいけないという強迫観念にかられてひたすら周回してました。
ザ・ハムスター!
運極1体作成にかかる時間
運極1体を作成するのにかかる時間は運極を何体連れて行くのにもよりますが、運極1体だと私の感覚的には6時間です。
けど、今は「モンストの日」や「ラキモン」「ビスケット」「トラベルベル」などの登場で運極がもさくっと作れるみたいですね。
ソシャゲ仲間ができたこと
ソロでプレイをしているとドロップ率が悪かったり、時間がかかったりで少しずつ限界を感じてきます。
モンストはマルチプレイができ、マルチプレイのためのLINEグループまで存在します。これがソシャゲ仲間になります。
自分もLINEグループに入ってました。
段々とゲーム以外の部分で通話したりして盛り上がって仲良くなるんですよね。
ゲームを辞めてしまうとソシャゲ仲間と離れてしまうから辞めにくいという心理になっていました。
辞めた理由、きっかけ
ここから先は私がソシャゲを辞めた理由、きっかけを挙げてお話して行きます。
絶対に避けられないインフレ
ソシャゲでは避けられない事実があります。それがインフレです。
ゲーム会社も儲けなくてはならないのでより強い敵を作ったなら、その敵より強い仲間を作らなくてはなりません。
強い仲間を作ったら、次はまたさらに強い敵を作らなくてはなりません。
敵Aを作る→敵Aより強い仲間Bを作る→仲間Bより強い敵Cを作る→敵Cより強い仲間Dを作る→以降ループになります。
ソシャゲは数年経つとこの流れが強烈に加速化。
特に高難易度(モンストで言うと爆絶、轟絶)クエストの実装頻度がアップします。
その度にガチャや降臨で適正となる新モンスターを実装。
インフレ加速とゲームの忙しさが半端なかったです。
ガチャ搾取
強い仲間を手に入れための手段(=儲けるための手段)がガチャ。
手っ取り早くお金で解決します。このガチャがソシャゲの儲けになるところ。
一番気持ちよくなるところでもあるし一番イヤなところでもあります。
でも、このガチャが全然欲しいキャラが手に入らないんですよ。。。
無料で貰った石なんてあっという間になくなっていまいます。
そうなると課金して石を購入するしかありません。
先程も話しましたが、パンドラが欲しくて大爆死してしまい、6万円を注ぎ込んでしまいました。
ガチャ爆死でモチベダウン
ガチャで大爆死をすると一気にモチベーションダウン。
友達はたった1体の限定キャラに16万課金して結局引けませんでした。
結局その友達はモチベーションが下がりモンストを辞めてしまいました。
ガチャでの必要以上の搾取は一気にゲーム熱が冷めてしまう=引退への一歩になりました。
高難易度ステージ(超絶/爆絶)がキャラゲー過ぎてストレス
高難易度クエストは面倒なギミックを沢山積んでおり、ガチャキャラゲーになることがほとんど。
それに加え1ターンでもミスすると即死というコンボはストレス以外の何物でもありません。
私自身プレイスキルのなさやや適正キャラが揃っておらず負けてばかりでした。
やっと勝てるくらいの適正キャラが揃う頃にはそのステージは旬が過ぎているというのが私的には悲しいです。
運極にして何をするの?
ここがモンストの真髄となる部分となります。
正直、突き詰めていったらガチ勢の人に刺されかねない。
モンスターAを運極にする→モンスターAが適正となるモンスターBのクエストに行くとモンスターBが宝箱からドロップする効率がアップ→モンスターBを運極にする→モンスターBが適正となるモンスターCのクエ・・・続く
という運極を作って、運極を作るという無限ループに陥ります。
より強いモンスターを運極にすることでその人のやり込み具合を測るためのステータスになっていたことも事実。
特に、超絶、爆絶などの高難易度のクエストでドロップするモンスターの運極はその人の財力もしくはPS(プレイスキル)の証にもなります。
完全自己満の世界です。
私は運極を400体近く持っており、自分はこんだけ運極作ったんだぜ!と自慢げにしていました。
という反応が本当に心地よかったです!でも今思えば、運極にしたのはすごいと思うけど、、だから何?としか言いようがありません。
いつも同じことの繰り返し
これもソシャゲあるあるなのですが、やることが全て一緒になるんですよね。
- 定期的な新イベントで運極作り、メダル集め
- 毎月一定期間登場する覇者の塔、玉楼、連覇の塔クリア
- たまにある高難易度ステージで周回
新しい要素がなくてだんだんこういったことにだるくなっていたのも事実です。
人間関係、体調面、精神面で病んだ
ソシャゲを思いっきりプレイしていることにより段々と病んでくることがわかりました。
何をしていてもソシャゲ
家族や友だち、恋人と一緒に話してたりデートしてたりするときもソシャゲ(モンスト)が気になってしまい、横目でスマホを覗いたり、職場にいる時もトイレに行ってソシャゲ(モンスト)をプレイしてしまう。
本当に生活の全てがソシャゲ一色でした。
体重が増えた
ソシャゲ中心で生活をしていると他のことができません。
その場にじっとしてプレイしているので日々の体の動作が減ります。私の場合はそれで体重がおよそ10キロ太ってしまいました。。
視力が落ちた、目の疲れ
ソシャゲはスマホをじっと見て行います。
特に難しいステージほど目が離せなくなるのでだんだんと視力が落ちてきてしまいます。
スマホはピントが合うけど、遠くの景色を見た時にピントが合わないことが多くなりました。
そして目の疲れ。目薬でだましだましいけますがスマホをじっと見つめるのはよくありません。
肩がこる
ソシャゲをしていると、肩がこります。
という会話をよくしていました。自分の場合、ソシャゲしていると自然に肩が上がってしているようです、そのためココ数年は肩こりに悩まされていました。正そうと思っても自然に肩があがってしまいます。
ソシャゲ中毒(依存症)
これが私の中で一番苦痛に感じていた部分です。そう、ソシャゲ中毒(依存症)。ソシャゲ(モンスト)から離れられない体になっていました。その時の自分の生活はこんな感じでした。
- 1週間先までの降臨スケジュールを確認してそれを基準に予定を立てる
- 超爆絶の日には予定を入れない(しかも土日に多い)
- 毎日スタミナは使い切る
- お風呂にスマホを持ち込んでソシャゲ
- LINEグルで通話しながら周回
- 御飯食べる時も調べ物してる時も勉強してる時も片手にはソシャゲ(モンスト)
退職をきっかけに更に中毒が進む
しかも、私は2017年8月一杯で仕事を退職しました。それをきっかけにますますソシャゲ熱が増し、空いた時間を全てソシャゲ(モンスト)周回に注ぎ込んでいました。
他の人達が会社や学校に行っている間にひたすら周回して他よりもやりこんで優位に経とうとする、とても、恐ろしい状態で誰にも止められない状態でした。
麻薬のようなものです。私自身はこの状態をソシャゲ依存症と判断しました。
辞めたきっかけ
きっかけはリアル友達との再会
そうやって本当は辞めなきゃいけないと頭では思っていても体は素直でスマホを手に取ると条件反射のようにソシャゲ(モンスト)を開いている自分にいい加減飽き飽きしていた時、久しぶりに友達に出会います。
きっかけはそんな単純なものでした。友だちはソシャゲを全くやってない人で仕事という別に打ち込むものを持っていました。
そんな友だちが私は輝いて見えました。その日の夜に思いっきってソシャゲを引退することを決意しました。
私がソシャゲを辞めた方法
私がソシャゲを引退するために取った方法はこちらです。方法によっては引退するための手軽さと復帰のしにくさを★で表してます。
ソシャゲのアンインストール(手軽さ★★★★、復帰しにくさ☆☆☆☆)
1つ目はソシャゲのアンインストール
メリット→簡単
スマホ上からアプリを削除するだけなので超簡単に済みます。
デメリット→復帰可能
ゲームアカウントがクラウドで保存されている場合、またやりたくなったときに簡単に復活できてしまいます。というか、現段階で依存症になっているあなたならわかると思いますが、絶対に復帰してしまいます。
だから私はこのデメリットは致命的と感じ選びませんでした。
ソシャゲの全てのキャラを売却(手軽さ★★★☆、復帰しにくさ★★★★)
文字の通り、ソシャゲで集めてきた数々のキャラクターやアイテムを全て売却(削除)する方法です。
メリット→簡単、復帰困難
全てのキャラをゲーム内で売却(削除)するだけなので簡単。そして、売却したキャラは帰ってこない。
デメリット→アカウントがゴミと化す、復帰できる可能性あり
もちろん、キャラクターを全て売却したアカウントは何の価値もなくなりますのでごみになっちゃいます。虚しいです。
また、ゲーム内からキャラクターを削除してしまっても、運営に対して「勢いで削除してしまった、今は反省しているので復活してほしい。」とお願いすれば復帰できる可能性もあります。
でも、この方法は確かに復帰困難になるけど今までがんばって育ててきたデータ達が削除されて無の境地に追いやられるのは心が痛むし、もしかしたら運営に問い合わせまでして復活してしまうかもしれないと考えました。
そこで私は、次のソシャゲアカウント譲渡という手段にでました。
ソシャゲアカウントを他人へ譲渡(手軽さ☆☆☆☆、復帰しにくさ★★★★)
ソシャゲアカウントを友だちや他人に譲渡する方法になります。
メリット→復帰不可、誰かが引き継いでくれる
ゲームデータは他人に引き渡されて二度と戻ってこないので踏ん切りがつきます。だって、すぐやりたいと思ってもうできないんですもの。
自分のデータが他の人の手に渡りまた活躍してくれるという意味では、「あぁ、羽ばたいていったんだな。。」という気持ちになることができます。
デメリット→面倒くさい
まずは貰ってくれる相手を探さないといけません。リアルの友だちから声をかけて見つけましょう。でも、周りに同じソシャゲやりたい人って中々いませんよね、そういった場合はTwitterなどのSNSを使用して見つけましょう。
アカウントを譲渡する時は譲渡用のアカウントなどを作ったほうが良いです。モンストの場合はXFLAG IDというものを譲渡しますが、メインのXFLAG IDを知られたくない場合は記事「モンスト 別XFLAG IDへバックアップしたい時の変更方法 iOS,Android対応」を参考にしてみてください。
ソシャゲ(モンスト)を引退した日
ソシャゲ(モンスト)を引退したその日に取った行動をまとめてみました。
LINEグループで引退を宣言→退会
入っていたソシャゲLINEグループ内で引退することを告白しました。あまりに突然な引退宣言によりグルメンバーは皆ショックを受けていました。でも、自分は決意できているので今までありがとうと感謝の気持ちを伝えて退会しました。
ゲーム内のデータ整理
まずはソシャゲにはよくあるフレンドシステムです。LINEグループの友だちを沢山フレンド登録していたため迷惑がかからないように譲渡前に全て削除しました。
また、ゲーム内での名前をそのまま教えるのが嫌だったので適当な「引退アカウント」などに名前を変えておきました。
アカウント譲渡
ここまで揃ったらアカウント譲渡になります。譲渡相手に引き継ぎに必要な情報を全てメッセージで送りました。例えばモンストのアカウント譲渡で必要になる情報は以下の内容です。
- XFLAG IDのメールアドレス
- XFLAG IDのパスワード
- モンストゲーム内でのID(数字列)
ログイン確認→ログイン不可
アカウント譲渡が完了次第、ゲーム内でログインが不可能になっているはずです。これで本当にソシャゲとお別れになります。
ソシャゲ(モンスト)引退で失ったもの、得たもの
こうして私はソシャゲを辞めることができました。辞める時は本当にあっけないもんなんですね。ここでは、モンストをプレイしていた4年6ヶ月で失ったもの、得たものについて話したいと思います。
失ったもの
時間
ソシャゲ(モンスト)に対して割いていた時間になります。本当にモンストが大好きで一日6時間程度(1日の4分の1)プレイしていたため、この4年6ヶ月で換算すると、1年1ヶ月15日間ぶっ続けでモンストしていた計算になります。
その時間あれば他になにかできたことあったんだろうな。。運動したり、資格の勉強もできたと思います。
お金
総課金額は約50万円。これがあればもっと他に海外旅行とか行けたと考えるとこれもなんだったんだろうという考えになります。
得たもの
楽しんだ時間
時間とお金は失ったけども、その時その時を楽しんだ時間というのはある意味では得たものになるのではないかと思います。結局旅行に行くのもそれは楽しむために時間とお金を使うんです。
結局は自分の時間とお金を何に使うかどうか、それが有意義だったのかどうかという話です。
友だち
これが私の中で一番大きな存在だったと思います。ソシャゲ用のLINEグルに入ってた中でみんなと仲良くなり、リアルイベントに参加して初めてお互い顔を合わせて話し、オフ会で楽しむ、そして事あるごとにみんなで集まってオフ会が本当に楽しかった。
かけがえのない仲間です。モンストのゲームは引退したけども、モンストのイベントでオフ会があったときは是非私も参加して近況報告とかこれからもし合えたら良いなと思います。
ソシャゲを辞めて数日立ってわかったこと
ソシャゲ(モンスト)を辞めて約2日が経過しようとしておりますが早速ですが、辞めたことを実感する機会がありました。
その日も一日が終わり、ご飯を食べてさて、何しようとスマホを取った指先がモンストを探していました。
もちろん、もうそこにモンストはありません。そのとき、
あ、もう周回や降臨時間のこと気にしないんでいいんだ。って思ったんです。
この時、感動を覚えました。一つの大きなシガラミから解放されたような感覚です。自分を縛る降臨や周回、ソシャゲを誘ってくる友だちももういないんだって!
こうやって少しずつ辞めたことを実感出ていくんでしょうね。。
ソシャゲを辞めて今後のこと
ソシャゲ(モンスト)を引退した今、自分にはモンストに割いていた時間を全て別のことに割くことができます。沢山やりたいことはあるのでひとまず挙げておこうかなと思います。
- ブログ執筆の頻度、質を上げていきたい。
- 本を読む機会を増やしたい。
- 運動する時間を増やしたい。
- 資格を取る勉強をしたい。
まとめ
今回は、ソシャゲを引退したきっかけや理由、引退した方法についてまとめさせていただきました。もし、ソシャゲ中毒(依存症)で悩んでいる方の背中を推すことができたら本望です。