はじめに
この記事を読むことで以下のことがわかります。
【もくじ】
ホームベーカリーが回らなくなった・・・
コロナ禍でステイホーム期間中にシロカのホームベーカリー SHB-212をメルカリで買いました。
しかし、最初のパン作り途中、羽根が動かなくなった。
動画で見るとこんな感じ。
どうあがいても無理だったのでネットで検索したところ修理できそうなことを理解。
自分で修理してみることに。買ったベルトは以下。
SHB-212の分解&ベルト交換の流れ
まずは修理に必要なものから。以下の通り。
ネジを沢山外すので途中でなくさないようにすること!
外釜のネジを外す(10箇所)
底にあるネジを外す。(底ネジ8箇所、側面ネジ2箇所。計10箇所)
アルミの外釜を外す
10本全て外すと外釜が外れる。
窮屈なので外すのに苦労する。。
緑の基板からケーブルを抜く
さらに分解は進むがその前にやることがある。
手前内側に緑色の電子基板に接続されているグレーのケーブルを抜くこと。
外枠のネジを抜く(4箇所)
本体をひっくり返して底のネジを4箇所抜く。
ネジが奥まっているので短いドライバーだと届きにくいかも。
外枠を引き抜く
底のネジを抜いたら外枠をガポッと上に引き抜く。
基板一式のネジを抜く(5箇所)
ヒータや基板、モータが一式固定されてるネジを5箇所抜く。
ベルトがボロボロに。。絡まった糸が右の軸受に絡まってモータが停止してました。
今だからいいますが、これ、メルカリで比較的綺麗な中古品として買ったんです。。激おこ。
しかも、朽ち果てたベルトの破片が粉々になって散乱。
怒りを抑えて修理を進める。
ぼろぼろになったベルトをハサミで切断。
ベルト軸受けの隙間を掃除する
ベルトの破片がベルト軸受に鼻くそのようにびっしり付着。
ドライバーの先などでほじくって掃除しよう。
ベトベトして掃除に時間がかかったがここまできれいになったらOK。
モータが回っていないことが判明→ペンチでグリグリ回して解決。
ベルトを取り付けてない状態でさっき抜いたケーブルを再接続。
起動させたところモータ自身が回っていないことが判明。
どうしたものか悩んだ。
手元にあったペンチで軸受を掴みグリグリっと動かした。
すると、軸が回転したのだ。
どうやら何かに引っかかってたようだ。(ベルトのクズが詰まってたのかな?)
交換用ベルトを取り付ける
こちらが今回Amazonで購入した交換用ベルト(RC926 カウンタードリフト用強化ベルト 幅4mm 長さ 519mm 歯数 173T DRB リア用 1.8倍/2倍より1T増)だ。(2022/5/1時点売り切れ。代わりのベルトはこちら)
SHB-212用のベルトと互換性がある。
在庫があるのはAmazonだけだった。
「uxcell タイミングベルト ゴムベルト ブラック 胴回り519mm 幅10mm 歯173 S3M」も互換性があるので問題なく使用可能です。(読者様より報告ありました)
こちらは2個入りで安いから他にも抱き合わせで色々買えるよ!(レビュー見たらSHB-212修理できた報告あり)
>>Amazonで「胴回り519mm 幅10mm 歯数173」を在庫検索
(実はこの前に間違えて他の型番のベルトを買ってしまい余計な費用がかかったのは内緒の話)
モータ側軸受の4箇所のネジのうち3つを抜き、1つを緩めるとベルトを入れやすい。
(ただその後、取り付けるときに苦労するが頑張ろう!)
動画だとこんな感じで綺麗に動作してるのがわかる。
再組立て!→分解の逆手順で行う。
ここまでできたら完成だ。
あとはこれまでの逆の手順で元の形に戻していこう。(この記事を上に遡ればいい)
ベルト交換修理後は素敵なパンが焼けました!
組み上げ、材料を入れて恐る恐る起動スイッチを押す。
無事に羽根が動きました!
美味しいパンも焼けました。
自分で直せるならやってみよう!
結局修理費用は自前だったので2000円弱で済んでしまった。
シロカの修理サポートだと5000円かかるという記事も探してる最中に見かけました。
時間がかかってしまいましたが自分の手腕もアップするし良い経験だったと思います。